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03_산업과기술_뉴스

テスラ対トヨタ、世紀の対決/<月刊朝鮮>に2023年1月号

by 자동차생각_모듈러설계 2024. 1. 8.
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韓国の時事総合月刊誌である<月刊朝鮮>20231月号に掲載された内容を月刊朝鮮社の著作権許可を受けて日本語に翻訳して提供する。

 

ここ10年余りの間、自動車産業は息詰まるような化を経験した。 代表的な事件を取り上げると、2009年にゼネラルモ(GM)が破産し、翌年トヨタは約1000万台の車をリコルした。 2015年フォルクスワゲン(VW)は、米の排ガス査に合格するためにソフトウェアを不正に操作し、5000億円の罰金を米政府に支わなければならなかった。 年間1000万台の生産能力を備えた自動車メーカーのビッグ3がそれぞれの問題点を露出し、危機にったのである。

 

その間、米国のシリコンバレで誕生した「テスラ」という企業が存の自動車メが作っておいた、まるで堅固な城壁のような壁を取りして進入し始めた。また、その崩れた擁壁の隙間にBYD、ソニ、アップルのような企業が自動車産業に新たに入した。その一方、半導体を確保できず、自動車工場が生産を停止し、サプライチェンの危機がいている。 今、自動車業界では一体何が起こっているのだろうか。 一寸先も見通せない自動車産業の大換期に、韓国の企業はどのように対応すべきなのか。そのヒントとして、破的革新を先導するテスラ、今まで自動車業界の王座を守ってきたトヨタの対応方式を比較することは大きな意味がある。

 「ゲムのルル」がわる

現在、自動車産業がどのような方向へと進んでいるのかを正確に把握するためには、まず史的点から 本質的な化を見なければならない。現代人の生活に最も大きな化をもたらした3明は何だろうか。それは19世紀に作られた「自動車、電球、電話」である。以後、19世紀末から20世紀初めはこれらを使用できる「道路網、電力網、通信網」が構築され普及が大した。ここでいう「網」とはネットワク、すなわち接を意味する。初期段階では道路網、通信網、電力網が各々独立的に機能したが、次第に連結し始めた。例えば電を作るために電所が建設され、電のために必要な石炭を供給する道路網が作られた。自動車が普及すると夫は車を購入し、車に取り付けられたラジオを聞きながら通勤した。

 

 それから他の移動手段すなわち船舶、航空などが加わり、交通システムとして進化、展を遂げた。エネルギ、通信もシステム化された。その一方、自動車業界は電自動車、自動運車、コネクテッド車へと進化し、今や「通信、エネルギシステム」が統合されている。その結果、現在、自動車はシステム(、通信、交通)のシステム、すなわちメタ(meta)システムであり、現代文明の和である。そのため、IT電子社、通信社も自動車産業にわり始めた。これはまるで自動車産業が他の産業までんでしまうかのような勢いである。今後自動車産業が追求すべき本質は、移動という自動車の持つ本質的機能に加え、エネルギシステム、通信システムをどのように盛りむかがカギとなっている。

 このような化を加速させたのは、イロン·マスクという怪物で、彼は自動車業界のゲムルルをえてしまった。

異なる次元の競争

今の自動車産業の競は、次のような点で過去とは大きく異なる。

第一に、統的な自動車企業と新生企業との競である。今までは1位と2位の競であった。1950年代にはフォドとGMの競、その後はGMとトヨタ、そしてトヨタとVW(フォルクスワゲン)の競へとわっただけだ。その間に、韓国の現代自動車が競入し、存の業界を緊張させるような競図の変化も生じた。ただそれはグロバルメに成長するストに止まった。ところが、今の競は、わずか100万台の車を製造する社(テスラ)が2030年までに2000万台を製造するという野心を持ち、1000万台を製造する社(トヨタ)に挑戦状を突きつける構だ。

第二に、次元の違う競である。以前の競は自動車産業どうしの競であった。 しかし、今は自動車とIT企業の競だ。テスラのCEOであるイロン·マスク本人がシリコンバレでペイパル(Paypal)という電子決システムを作った人物で、ペイパルを却した資金でテスラに投資し、CEOになったのである。 そのためなのか、テスラの経営陣実に多彩だ。例えば、車(Vehicle Engineering)はホンダ、デザイン担(Chief Designer)はマツダ出身で、グロバルサプライチェンはアップル出身、CIO(Chief Information Officer)HP出身である。また、別では代表的な工業都市である韓国の蔚山(ウルサン)、デトロイト、名古屋とシリコンバレとの決でもある。まさに異次元のだ。

第三に、新規入者は存の秩序を破したがる傾向を持つ。テスラはバッテリとモを利用し、存の石油とエンジンという自動車産業の秩序を破している。存メが複板を丹念に溶接して車体を作ったとすれば、テスラはメガキャスティング(Giga Casting)と呼ばれる機械を使い一気で車の部品を作るし、また、力なソフトウェア技術を基にしてハドウェア中心である存の自動車メを脅かしているのである。

その上、各国は国の企業を保護するために各種の干を加え、況はより複雑になっている。そのため、今後の自動車産業の行方を予測することは非常に難しくなった。

 

テスラ対トヨタ

 

自動車産業の競争様相がわることにつれて、評論家たちの間でも激しい立構が形成された。車の姿をめぐって、EV(自動車)だけが唯一無二の存在だと考える人たちは「 オンリーEV(EV Only)派」と表現することにする。メディア放送人、証券社のアナリストの多くは、かなり積極的に意見を述べ、テスラを熱烈に擁護する。

その一方、EVも良いが、HEV(ハイブリッド)FCV(水素燃料車)PHEV(プラグインハイブリッド車)ICE(燃機)も作って顧客に提供しなければならないと主張する人たちもいる。 EVも含んで多な動力源間の競が消費者にも地球にも有益だと主張する派である。EVも含まれるという意味で、これらの人たちを簡に「EVを含む派(EV Included) 派 」と表現できよう。まさにトヨタが代表的である。

EVを含む派」には主に自動車業界に事した経歴を持つ人や日本人の者が多い。早稲田大学の藤本隆弘授が代表的で、20222月に表した「地球温暖化問題に対する自動車産業の「総力戦」について―「電気自動車オンリー論」の誤謬―」というの論文で、「オンリーEV派」の論は誤判だと主張している。存メが正確にどこへ向かうのか、公言をためらっている間に、トヨタはEVも良いが、EVは多な動力源のオプションに過ぎないという意見を前面に出している。その点では「オンリーEV派」の非難を一身に受けている。

 このように相反する主張の代表者であるテスラとトヨタは、<2>で示したように、CEOのカリスマ性、自動車設計の思想などが大きく異なる。テスラとトヨタの決構を把握することは、現在の自動車産業の競を理解し、韓企業が未に備えるのに大いに役立つ。

 

「世紀の狂った天才」テスラ。

 

ロン·マスクはテスラと同義語のように扱われている。彼は幼い頃からSFSFに夢中になっていたわり者の天才で、人類を火星に移住させるという大胆な夢も持っている。

 一体、彼は何を考えているのだろうか。2010年、米国の時事週刊誌「ザ·アトランティック(The Atlantic)」はイロン·マスクとのインタビュで、「電自動車、宇宙開、太陽熱事業を同時に開始することになったきっかけは何か」と質問した。これにして彼は「大時代から一貫して①インタネット②可能エネルギ(sustainable energy)③宇宙開(space exploration)が人類の永的な繁を作り出すと考えてきた」と答えた。この3はイロン·マスクを理解する上で重要なキーワードである。

 際、彼が行った事業を見てみよう。太陽熱を電エネルギに変えるソシティ(SolarCity)、排ガスなしで走る電自動車メーのテスラ、例えばソウルから釜山まで20分で行けるほどの速度を出す超高速空列車ハイパプ、再利用の可能なロケットと低軌道の人工衛星網であるスタリンクを作ったスペX、そして最近買したツイッタがある。

これらの事業は一見、一貫性のないように見えるが、人類繁のための「3つのキド」という立場から見れば一脈、相通じている。すなわち、彼が繰りげてきた事業を土台にして人類の姿を想像してみればのように描かれるのではないか。普通の人には想像しがたい宇宙的スケルである。最近、インターネット上ではイロン·マスクがスマトフォンを作るという推測も飛び交っている。スマトフォンはこのでは「龍点睛」のように見える。そして驚くべき点は、彼は前述の企業を通じて夢を実現させているところである。(『』は、20228月の『日ビジネス』に載された池松由香の記事を基に再構成したものである。)

彼はまた、ワーカホリックで「週に40時間いては世の中をえることができない。世の中をえるためには週100時間以上かなければならない」と話す。2018年にモデル3の生産が工程上の問題で支障をたし、「生産地獄」にった時は週120時間き、睡眠に依存して工場で寝泊りするほどであった。仕事に打ち込むその情熱のおかげで「世界最大の電自動車メ」のテスラが誕生したのである。

 

 「オーナー家の模範生」豊田章男

 1956年生まれの豊田章男(66)の経営スタイルはイロン·マスクとは大きく異なる。また、二人の家庭環境や育ちも違う。ロン·マスクは離婚した親のもとで育ち、校では笑い物の象にもなった。一方、章男はトヨタ創業した豊田喜一18941952)の孫である。大経済、物理、エンジニアリングをんだイロン·マスクとは異なり、章男は慶で法学を学び、バプソンカレッジでMBAを修了した。

  ロン·マスクは米で創業して大金を稼いでテスラを買し、CEOの地位で自動車事業を始めた。これに対して、章男は1984年にトヨタに入社して工場で生産管理業務を担当することからスタートし、業部門では「業務改善」の活動をするなど、着に基礎からんだ。以後、会社の反対を押し切って「GAZOO」という自動車情報提供サイトを成功させ、これを踏み台にして役員に昇進し、2005年副社長を20096月、創業家の出身としては14年ぶりに社代表を務めるようになった。まさにオ家の模範生で、自らの力量を証明して社の重責を負うようになったのである。 

 二人の共通点は経営過程で大きな危機を経験したことである。ロン·マスクの場合、2002年に創業したスペXのロケット射が2006年から3回連続、失敗して不渡りの危機まで追いまれたが、4回目の射で成功し辛うじて危機を克服した。

 章男09年の就任直後からな危機に直面している。2009年は世界的な金融危機で自動車販が急減し、トヨタは71年ぶりに業赤字を出した。20092010年には不運が重なり大規模なリコル事態が生し、章男社長は全世界の人の前での謝罪をしなければならなかった。 特に2011年は厳しく、同年3月の東日本大震災で工場稼動が長期間停止し、10月にはタイ洪水で部品メーの数百社が浸水し、再び工場稼動を中しなければならなかった。2008年に初めて世界販数の1位を達成し、好調だったトヨタは、2011年には販GM·フォルクスワゲンに次ぐ3位に落ちた。これで「悲運の章男」というニックネムまで付けられた。

  しかし、彼は最の危機を素早く克服した。翌年の2013年、トヨタは再びグロバル販1位の座を回復したのである。章男社長は危機に直面した時、現場に限を一任し、災難に備えることができるよう非常サプライチェン運体制を整備した。そのおかげで、2016年の熊本地震の際、16個所の工場のうち15個所の工場の稼動が中されたものの2週間で全工場を再稼させることができた。

 章男社長は時、役職員に難しい言葉を言わなかった。ただ「より良い車を作ろう」というトヨタの核心精神、すなわち「改善」哲調した。ロン·マスクが大胆に未を描き、その化を一足先にリドするリなら、トヨタは化に対応することを優先する略を取っている。トヨタは2021年の統合報告書で「未を予測するより化に対応できることが重要だ」と指摘した。これはトヨタの哲であり、章男はその哲の忠承者である。

 

「サイバー世界」から「慣性の世界」へ

  テスラが誕生したシリコンバレは、その名からも分かるように、半導体産業の本地である。 半導体は質量が9.1×10-31kgに過ぎない電子の動きを利用して、大規模な情報を保存し理する。急速な半導体技術の展に支えられ、シリコンバレーに在るグル、メタ(フェイスブック)、アップルのような企業はインタネット、ソシャルメディア、スマトフォンの運体制(OS)のような分野で占的地位を享受している。情報を保存するサバのことをさのため、クラウド(雲)と呼ぶ。質量を無視する電子を利用することから作られた用語である。

  これにし、自動車は12トンの質量を停止態で、510秒で時速100km/hに加速させる慣性の法則が支配する製品である。重力、慣性が支配する物理世界における技術的進は電子産業とは違って速くない。日本の製造業を「モノづくり」と表現するが、ここでいう「モノ」とは物、すなわち物を意味し、結局質量を持つ。その領域における者はやはりトヨタだ。最も率よく物を作るのがトヨタの生産方式である。

 最近、性能が良く安なセンサが多く作られている。そのセンサーを地上にある物(自動車、工場の機械など)に貼り付けることによってな情報を取得しやすくなった。4次産業は各種センサで取得した情報を上空のクラウドにアップロドし、コンピュで計算して地上にある物を率的にコントロールするという想から出来た言葉である。物にセンサを貼り付けて情報を取得する技術をIOT(Internet of Things·モノのインタネット)と呼ぶ。

 普通、企業は一つの領域、すなわち質量のないサイバ世界か、もしくは質量のある物の世界で強みを持っている。ところが、イロン·マスクはそうではない。サイバ世界であるペイパル(電子決システム)で成功を収めると、今度は慣性(質量)の世界に挑し、テスラとスペXという事業を成功させたのである。

 

テスラの自動車設計の思想

そのためか、自動車にするテスラの感は格別である。従来、自動車メは、56年が過ぎれば車をフルモデルチェンジ(Full Model Change)してサイズを調節し、デザインを更して消費者が新しい車を購入するよう誘導してきた。

これに対して、テスラは車の外はそのままにして、23年に一度電電子アキテクチャをフルモデルチェンジしている。「電電子アキテクチャ」とは、車に使用する半導体と各種の電子部品を連げる構造を意味する。従来の自動車には部品をコントロールするために部品ごとに半導体が入った。これを「分散型システム」という。ところがテスラはそのような構造を改善し、「中央集中式電電子システム」を作り出した。テスラは20149月に第1世代電電子アキテクチャを表して以201610月に第2世代、20178月に第2.5世代、2019年には完全なる中央集中型である第3世代を表したのである。そして、第3世代になってからは自動運のための半導体チップを自主的に設計し、サムスン電子の14nm工程で委託生産している。従来2.5世代半導体に比べると、計算性能は21倍に上がり、コストは20%削減した。

2023年には第4世代が新たに開され、普及するものと予想される。自動運に用いられる、周を認識するカメラモジュルが第3世代では100素だったが、第4世代では500(サムスン電製作)が使用される予定である。半導体チップ(自動運用コンピュ)も新たに設計し、TSMC45nm工程に委託生産すると知られている。工程の線幅が短くなるとエネルギー効率が良くなる。テスラは他の自動車メ似できないずば抜けた電子アキテクチャを作り出した。そして、重さのないクラウドで空切って、すなわちOTA(Over The Air)方式で車ソフトウェアをアップデトさせている。

 

 

 トヨタの和魂洋才

 「和魂洋才」とは統精神を基に西の文物を受け入れるという意味で、日本近代化の要諦である。今のトヨタの次世代自動車への対応方式も「和魂洋才」に似ている。世界1位の自動車メらしく、自分なりの哲を維持しながらテスラをび、競していくという方式である。

トヨタは物世界の競力を基にサイバ世界における革を試みている。物世界の核心は工場で車を生産することで、トヨタはすでに自動車生産方式の典型であるトヨタ生産方式(TPS)を作り出した。TPSは市場に柔軟に対応する生産方式である。大量生産で売れない場合、多大な損害を被るのはよくない。しかし、たまたま予測が当たって大ヒットするのも喜ばしくはない。市場の化に対応できるよう、持的な改善を行うべきだと信じている。また、トヨタ(Toyota)Tをトタル(Total)Tとみなし、構成員全員が改善作業に加するような文化を創り出そうとしている。一人の優れた天才が率いる組織も偉大だが、構成員全員が合理性のために精進する組織を作ることも容易ではない。テスラは前者、トヨタは後者に近い。

テスラが巨大な工場を追求し、ギガファクトリ(Giga Factory)を作ったとすれば、トヨタはコンパクトな工場を追求する。シンプル(Simple)、スリム(Slim)、コンパクト(Compact)がトヨタ工場が追求する核心キドである。投資費用と運費用をできるだけ減らし、車を少なく生産しても利益が出るように工場を設計する。いスペースに多くのロボットを設置することによって、労働生産性を上げ、作業者のは減らす。具体的にいうと、例えば202210月にトヨタグルプのダイハツは50年ぶりに京都工場をリニュアルした350億円を投資して生産キャパを13万台から23万台に引き上げ、生産性を2倍向上させたのである。それと共にダイハツは「流行る人工知能(AI)技術を使わず、現場における着な改善の蓄積によって成し遂げた成果」と自慢した。労働者の頭をコンピュよりも大切にしている。

 

トヨタの未来車の戦略

 

トヨタの次世代自動車にする準備も容易ではない。バッテリの場合、パナソニックと共に1996年にPEVE(Primearth EV Energy、トヨタの持分の80.5%)を作ってハイブリッド車のバッテリを自主製作し始めた。 そして2020年に再びパナソニックとPPES(Prime Planet Energy & Solution、トヨタの持分の51%)というバッテリー会社を作った。PPES足した時、5100人で出したが、トヨタ出身は600人でパナソニック出身は4500人であった。パナソニックからたエンジニアはリチウムイオン電池で有名な三洋出身であった。かつてリチウムイオン電池の名家であった三洋が不渡りを出してパナソニックに買されたのである。今やその人材がトヨタの系列社でバッテリを開する作業をしているのである。そのように蓄積したバッテリーの技術でトヨタ自の工場も建設中である。

自動車になくてはならない分野である半導体においてもトヨタはそれなりの力を持っている。トヨタは1989年から自主的にハイブリッド車に搭載される電力半導体を生産しながら、半導体工程のノウハウを習してきた。そのような能力があったため、2011年の東日本大震災で車用半導体メであるルネサス工場が壊れた際にもトヨタが主導して工場再建を成し遂げたのである。用半導体の3位のメであるルネサスの持分を見ると、筆頭株主はINCJという官民ファンドで、デンソとトヨタが2大株主である。日本法に基づき、20253月までにINCJの持分は全て民間に却することになっている。デンソ·トヨタが筆頭株主になる可能性が高い。少なくともトヨタはバッテリと半導体分野ではそれなりの布石をすでに打っているのである。

 

ジェームズ·カフナー

るのはテスラが誇るソフトウェア分野である。すなわち「車OS」にどうやって追いつくのかがカギである。分からなければ、先生を招いてひざまずいてぶというのがトヨタの基本方針である。スタンフォド大教え、ググルでは自動運ムを率いた経験のあるジェムズ·カフナ(James Kuffner)をトヨタの子社であるウブン·プラネット(Woven Planet)社長に迎え入れた。また、多くのソフトウェア人材を集めるために、東京の中心地である日本橋に究所を設立した。ブンプラネットはシリコンバレのソフトウェア開方式である「スクラム(Scrum)」を導入し、社播する役割も果たす。このようにしてトヨタは2025年までに車OSである「アリン(Arene)」を作る計である。

面白いのは章男社長の息子である豊田大輔がそこでいていることである。大輔は父親と同じく慶部を出てバプソンカレッジでMBAを取得したが、経験は全く異なる。大輔はトヨタに入社してエンジンのソフトウェア開部署で勤務し、今は自動運、人工知能を開する組織で働いている。トヨタの生産方式にする習が過去のトヨタ帝王の基本だったとすれば、今はソフトウェアが新しい帝王の基本コスにったと見られる。

 

●過去の成功体験はもう通じない

自動車産業は今、混沌のっ只中にある。かつてないほど化が速く、多なプレ加している。国の政府は引きき新しい規制を作り、混沌を加重させている。わずか年前まではイロン·マスクを株式詐欺師と罵倒していた人が、今はテスラ礼賛論者になったりする。考えがわったのか、雰囲気によって言葉をえたのかは分からない。自動車生産方式の典型であるトヨタ生産方式(TPS)も、もはや大したことではないと主張する門家も出た。このような況であるだけに、化の本質を冷徹に把握できる能力が重要である。

まず、韓企業の力を冷に把握してみよう。自動車技術が門化し、多化するにつれ、「スエンジニア」でなければすべてを分かりにくい況となった。特に、よく加工されたレポトよりは務者の意見を聞きいれることができなければならない。しかし、多な分野の務者の意見を聞きいれる能力を持つことは実に難しい。したがって、最高経営者は私心のなく、技術的洞察力のある人を重用しなければならない。

第二に、過去の韓企業の成功体はこれ以上、通じない可能性があると思った方が良い。ディスプレイDRAM半導体産業の主導が日本から韓へと移った。しかし、電自動車用バッテリも成長路が同じかどうかは疑問である。ディスプレイとDRAM半導体は、ライフサイクルの短い電子製品に使用された。年に一度コンピュタを買い替えるのに高い品質の耐久性は要求されなかった。

ところが、車用バッテリは違う。の平均的な使用寿命は15年であり、車する際のバッテリ理など多なイシュが散在している。最近、半導体も尋常ではない。過去の半導体は18ヶ月ごとに半導体の集積度が2つになる「ムアの法則」が適用され、その時韓企業が急速に成長した。だが、今や半導体工程が10nm以下に微細化され「ムアの法則」も当たらない。半導体工程の微細化によってより高純度の材料を使わなければならず、設計パラメタ、設備間の相互影響度が高まったためであろう。設備、材料分野の企業と緊密な協調が求められる時点である。TSMCが日本に工場と究所を建て、日本企業と協力しているのも、まさにそのような点が作用したと見られる。

 

韓国資本主義、よりダイナミックに

 第三に、ソフトウェアは容易ではない分野である。 ソフトウェアは質量のないサイバ世界で動き、高度な知識基盤の産業であるためだ。その一方、自動車は質量のある世の中であり、工場には巨大な設備があり、労働者が働く。工場設備がすべて似ていても、使用した履によってそれぞれ異なる特性を見せる。

質量のないサイバ世界のエンジニアは、このような点をなかなか理解しようとはしない。 しかし、物の世界をコントロルするソフトウェアを作ろうとするなら、そのような点を理解しなければならない。自動車企業がソフトウェア文化を理解しなければならないが、反の努力も必要である。トヨタの車OS発の総責任者であるジェムズ·カフナのインタビュを見ると、トヨタで十年勤めたかのように感じられる。彼はシリコンバレ出身だが、トヨタの哲が溶け込まれているようだ。過去、イロン·マスクも工場に問題が生すると、工場のベッドで返りを打ちながら問題を解決した。

最後に、多様な分野が自動車産業に入できるよう、韓資本主義がさらに成熟しなければならない。企業間でも信を基盤に多なビジネスモデルを試み、失敗も経験しなければならない。ロン·マスクを作り出した米の資本主義まではいかなくても、ソニとホンダが新しい社を作り、トヨタとソフトバンクが合弁社を作り出す日本の資本主義は韓より活に見える。な形の企業が必要にじて「合連衡」することもできなければならない。新しい企業が自動車産業に「出師の表」を投げられるように、韓の資本主義が自由になれば、ダイナミックな韓人の質から、その化に十分対応できるのではないか。

 

https://monthly.chosun.com/client/news/viw.asp?ctcd=B&nNewsNumb=202301100027

翻訳:朴麗玉